判定:広告主へ会話は渡らないが、広告選択には会話文脈が使われる
OpenAIは、広告主へChatGPTの会話、チャット履歴、メモリ、個人情報を共有せず、利用者データを広告主へ販売しないと説明しています。ただしOpenAIの広告システムは、現在の会話内容を広告との関連性判断に使います。パーソナライズを有効にした場合は、過去のチャット、メモリ、広告への反応も使われ得ます。
パーソナライズ設定で何が変わる?
| 設定 | 現在の会話 | 過去のチャット・メモリ・広告履歴 |
|---|---|---|
| パーソナライズON | 使用する | 関連性向上のため使用する場合がある |
| パーソナライズOFF | 使用する | 広告選択には使用しない |
| Temporary Chat | その一時会話の文脈は回答・広告判断に関係し得る | メモリを参照・更新しない |
パーソナライズを切っても、現在の会話に基づくコンテキスト広告は残ります。設定は「広告を完全に止めるスイッチ」ではなく、現在の会話以外の信号を広告選択へ使うかを制御するものです。
利用者ができる操作
- 広告の三点メニューから、表示理由を確認する。
- 不要な広告を非表示にし、関連性のフィードバックを送る。
- 誤解を招く、安全でない、不適切な広告を報告する。
- 設定のAd Controlsから広告パーソナライズを変更する。
- 広告に使われるデータを消去する。
広告データを削除すると広告選択には使われなくなりますが、OpenAIのサーバーから削除されるまで最大30日保持されます。Ad Controlsは地域・プラン・アプリ版によって段階的に表示されるため、日本で同じ設定が見えない場合があります。
広告を表示しない利用者・会話
18歳未満自己申告または年齢推定で18歳未満と判断されたアカウントには表示しません。
機微な会話メンタルヘルス、個人の健康、感情的依存などの脆弱な状況は対象外です。
危険・規制領域政治、自傷、詐欺、武器、ギャンブルなど不適切な会話付近へ配置しません。
回答と広告を混同しない5つの確認
- 広告に「Sponsored」などのスポンサー表示があるか見る。
- 広告がChatGPTの回答本文とは別枠になっているか確認する。
- 広告表示はOpenAIによる商品推薦・保証を意味しないと理解する。
- 価格、条件、返品、事業者情報をリンク先で再確認する。
- 不審な広告はクリックせず、三点メニューから報告する。
確認したOpenAI公式情報
よくある質問
広告主は私の会話を読めますか?
いいえ。OpenAIは、広告主へチャット、履歴、メモリ、個人情報を共有せず、閲覧数やクリック数など集計情報だけを提供すると説明しています。
広告パーソナライズを切れば広告は消えますか?
消えません。過去のチャットや広告履歴は広告選択に使われなくなりますが、現在の会話文脈に関連する広告は表示される場合があります。
広告を非表示にできますか?
個別の広告を非表示・報告できます。広告自体を避ける方法として広告なしの有料プランや、制限付きの無料広告なしオプションが案内されています。